「腕を上げるとしびれる」「肩から腕にかけてだるさや痛みが出る」
このような症状がある方は、胸郭出口症候群が関係している可能性があります。
胸郭出口症候群とは、首から腕へ向かう神経や血管が、
鎖骨周囲や胸の出口部分(胸郭出口)で圧迫されることで起こる症状の総称です。
筋トレが原因になることも
筋トレは健康づくりにとても良いものですが、
やり方を間違えると胸郭出口症候群を悪化させてしまうことがあります。
特に注意が必要なのが、
• ベンチプレス
• ショルダープレス
• 懸垂
• ディップス
など、胸・肩まわりを集中的に鍛えるトレーニングです。
これらのトレーニングを過度に行うと、
大胸筋・小胸筋・斜角筋といった筋肉が硬くなり、
神経や血管を圧迫しやすい状態を作ってしまいます。
「鍛えすぎ」より「バランス」が大切
筋トレで胸や肩の前側ばかりが発達すると、
肩が前に巻き込まれる「巻き肩」や猫背姿勢になりやすくなります。
この姿勢こそが、胸郭出口症候群を引き起こす大きな要因です。
筋トレを続けるためには、
• 背中側(僧帽筋・菱形筋)をしっかり使う
• 胸や首まわりのストレッチを取り入れる
• 正しいフォームを意識する
といった姿勢バランスの調整が欠かせません。
今井接骨院での考え方
当院では、症状のある部分だけでなく、姿勢・筋肉バランス・身体の使い方まで確認し、
胸郭出口症候群の根本原因を見極めた施術を行っています。
筋トレを続けながら症状を改善したい方や、
トレーニング後にしびれや違和感を感じる方は、
早めのケアが大切です。
腕のしびれや肩の違和感でお悩みの方は、
お気軽に 熱田区金山の今井接骨院 までご相談ください。

