スキーやスノーボード、そり遊びなどの冬のアクティビティは楽しい反面、ケガのリスクが高いのも事実です。特に初心者や久しぶりに参加する方は注意が必要です。ここでは、よくあるケガの種類と、その予防法をご紹介します。
1. よくあるケガの種類
• 膝のケガ(前十字靭帯損傷・半月板損傷)
スキーやスノーボードで転倒した際、膝に大きな負荷がかかりやすく、靭帯や軟骨を痛めることがあります。
• 手首や腕の骨折・捻挫
転倒した際に手をついてしまうことで、手首や腕を負傷することがよくあります。
• 肩の脱臼や打撲
転倒や衝突によって、肩関節に大きな衝撃が加わり、脱臼や強い打撲を引き起こす場合があります。
• 頭部のケガ(脳震盪など)
転倒時に頭を打つことで、軽い脳震盪や頭部外傷を起こす危険もあります。
2. ケガを予防するポイント
• 準備運動をしっかり行う
冷えた体で急に動くと筋肉や関節に負担がかかります。スキー場に到着したら、屈伸や体をひねる運動などで全身を温めましょう。
• 自分のレベルに合ったコースを選ぶ
無理に難しいコースに挑戦すると、転倒や衝突のリスクが高まります。初心者は緩やかなコースを選びましょう。
• 適切な装備を身につける
• ヘルメットやプロテクターで頭部や関節を守る。
• 自分に合ったサイズのスキー板やブーツを使用する。
• 転び方を覚える
転倒時に手をつかない、横向きに倒れる、スキー板を身体の外側に向けるなど、衝撃を最小限にする方法を身につけておく。
• 周囲に注意を払う
人が多い場所では、スピードを抑え、周囲の動きを確認しながら滑りましょう。
3. ケガをしてしまったら
• 軽い捻挫や打撲であれば、まずは患部を冷やし、安静にすることが重要です。
• 痛みや腫れがひどい場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。当院では、捻挫や打撲、関節の痛みなどの治療やリハビリのサポートを行っています。
4. 当院からのお知らせ
冬のアクティビティを安全に楽しむために、事前の体のメンテナンスや、万が一ケガをしてしまった場合の早期ケアが大切です。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください!